出禁宣告された強火オタクと活動者の話

先日歌い手のけったろさんが以下のようなブログを書きました。

https://lineblog.me/kettar0/archives/9316739.html

この件の該当者であるきゃるさんは後日このようにブログを書いています
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けったろさんのおたくを辞める理由 - kettaro1108のブログ http://kettaro1108.hatenablog.com/entry/2018/01/17/212459
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そしてこの記事を読んだ方々からは
「お金をたくさんかけるファンを出禁にするなんておかしい」
「大量購入なんて普通なんだからこれは可哀想」
こういった意見が多数見受けられました

この２つの記事だけを見ればその通りかもしれません

私はこのブログを通してそんなみなさんやこれから
今回の件を知るかもしれない方々に知ってほしい事があります。

"今回けったろさんは何故あのブログを書いたのか"

彼のブログにも書かれているように、
きゃるさんは幾度か"お騒がせ"をしてきた方でした

例としては
「チケット抽選の際、該当者が大量の名義をかけて限られたチケットの約1/3を独占するといった事態が起こりライブ主催側からチケットを再販売する旨の声明文が出された」

こちらがその時の公式アカウントから出された声明文です。このライブは3日間開催されたもので、1日8枚限定で優先的な特典がついたチケットを主催側が抽選で販売しました。きゃるさんは100名義程応募しておりその際の本人のツイートが以下になります

次に「スタンディング形式ライブの開場開始時間に該当者が間に合わなかった際、自身の所有している番号相応の場所へ入れてほしいと騒ぎ開演時間を遅らせた」

https://twitter.com/tmgpamjpgm/status/840957284222099456

https://twitter.com/tmgpamjpgm/status/841300029310623745

こちらはファンの方々から報告を受けた内容をまとめて発信されていた方のツイートです。当時の詳しい状況などがツイート添付画像に記載されています

他にもチケットの高額転売やライブ会場での場所取り、割り込みといったライブを運営する側が禁止している行為をしたり、チケット取引での詐欺などの話がありました。嘘をツイートすることもあったようです

きゃるさんは以前からけったろさんが活動されている一部のライブへ出入り禁止となっていました。出禁の理由は、＂活動方針に反する重大な過失を2度に渡り起こしているから＂とけったろさんのブログにも記載されており、恐らく前述したものが当てはまるのではないかと思います

そして先日、きゃるさんは出禁になっていなかった運営主催のライブ(けつこま大阪)の時CDの大量購入の件でファンの間で話題となり、その日の夜にけったろさんはあの記事を書きました

けったろさんのブログの中で名前を伏せても"該当者が誰なのか"ファンや関係してる人ならばわかってしまう程度の人物がきゃるさんでした

ここからは私自身の意見や持論が入ります

私は今まであらゆるジャンルの現場でオタクをしてきました。歌い手さんをはじめ地下アイドルや若手俳優さんやジャニーズなど。
沢山CDを買ったり沢山ライブに足を運ぶことが活動者、推し、担当にとってすごく大事なことだというのはわかっているつもりです
また、問題視された"チケットに大量に名義をかけること"これは他のジャンルだと普通の方法であったりするのも知っています

では、なぜ今回けったろさんは誰よりもお金を出していたというファンのきゃるさんにこのような対処をとることになったのか？とらなければいけなかったのか？

それはけったろさんがブログに書いていた

「私(けったろさん)の活動全てに対するポリシーやプライドや風評を著しく傷つける行為」
この部分が指していることなのではと考えました。

この文章から想像できることは、きゃるさんが今まで起こした言動によりマナーを守っていたファンが嫌気をさして現場から足が遠のいてしまったり、そのファンがけったろさん本人へ苦情を言う、問題が起きてその際に関わった会社やライブ会場などが感じるだろう「けったろ」さんへのイメージが良いものではなくなる。といったところではないでしょうか

例えば、きゃるさんの起こした言動で嫌な思いをしたり迷惑に思ってけったろさんのファンを辞めてしまった人がいるとします。(実際にそういった人がいるという噂程度で耳にしてます)そのファンの方に対して「けったろさんはその程度」と感じる人もいるかと思います

これは私個人の考えですが、誰かのライブへ行ったり、CDやグッズを買ったりすることは言ってしまえばただの一個人の趣味であり誰かに強要されているものではありません

"全通！全ステ！私の知らない推しがいるのが嫌だ！"といった考えのオタクでなければ、全員が全員わざわざ大事なお金と時間を使って再び嫌な思いをするかもしれない推しの元に行くのでしょうか？1度嫌な気持ちになったらもう行かない。と言う人もいるかもわかりません
良識のあるファンがこうして減ってしまったら。

ファンがたった1人いるだけでは決して推しの活動は成り立たないはずです。それがどんなに強火と呼ばれる人でも（石油王の子息なら別かもしれませんが）
ライブハウスを満員にすることもCDを次に出せるくらいの売り上げを残し続けることも、推しが表舞台に立ち続けたいというメンタルを守っていくことも。これら全て1人のファンがいるだけでは到底難しいのではないでしょうか

話がだいぶ逸れてしまいました

私の知る限り、けったろさんという歌い手さんはファンの人に対して理由もなく心無い行動をとる人ではないと思っています

彼はあのようなブログを一体どんな気持ちで綴ったのだろう。そして該当するきゃるさんが書いたブログを読んだ人たちは彼があのブログを書くまでの経緯を知っているのだろうか？

そういった想いがあり、私はこのブログを書きました。もちろん人それぞれの感じ方や意見があると思います
ですが、きゃるさんのブログを読み意見をつぶやく前にせめて知っておいてほしかったのです

ここまで読んでくださりありがとうございました